2011年06月17日

Bee Gees「Greatest」

うわ〜〜〜!!70年代後半やねえるんるん BeeGeesですよ!!さしもの深良マユミも、この頃は可愛い子どもでした(疑うなかれexclamation×2

Greatest [Import, From US] / Bee Gees (CD - 2007)

彼らのデビューからの名曲を網羅、という手法ではなく、ひたすら75年から79年の大ヒット曲を集めてあるので、本当にBeeGeesの好きな方は首をひねる「Greatest」であります。しかしこのセレクト、まさに「Saturday night fever」のサウンドトラックのジャケットの、あの雰囲気が横溢していて、なんとも嬉しいやら懐かしいやら恥ずかしいやら(爆笑)。

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今ならBlue ray もあるんだわーい(嬉しい顔)

私はDisc1 の「Tragedy」「You should be dancing」「Stay'in Alive」をリピートして聞くのがお気に入りです。「Tragedy」は私は名曲だと思いますね〜。あのブラスの、「んぱっんぱっんぱっぱ」という入り方が実に巧みだと思う。大仰なのは確かなんだけど、その大上段に構えた、頑張って豪華にしました!というつくりが、70年代のPOPの真骨頂かと。
そういえばこの曲って、日本語タイトルが
「哀愁のトラジディ」だったんですよねあせあせ(飛び散る汗) 「悲劇」と「哀愁」は違うと思うんだけど。まあBoomtown Ratsの「Idon't like Mondays」も「哀愁のマンデイ」になっていたので、きっと覚え易さからつけたのでしょう。まあ、覚え易さがヒットの秘訣なのは間違いないから、発想としてはおかしくないんだけど、もう少しひねって欲しい。

私だったら「魔界のマンデイ」とか「奪還のマンデイ」とか「来週のマンデイ」とかにします。  あれ??なんかベタ??
I Don't Like Mondays (In the Style of "The Boom...

Disc2 の「Love me」もいいですね。非常に70年代BeeGeesらしいというか、彼らのヴォーカルの間を、シンセサイザーが繋いでゆくというつくりが、功を奏している。
彼らは、Earth Wind and Fire と同じで、自分たちのコーラスを生かすために、どんな楽器をどこで響かせれば良いかを研究していたのでしょう。計算して音を配置していたんですな。
その結果、聴けば聴くほどはまるという循環になりますね、BeeGeesの音楽は。

今「More than a woman」聴いていますが、普通の男性がこの声は出せない(爆笑)でも、BeeGees というのは、カラオケで歌いたくなる魔力があるのね^^
カラオケヴァージョンもあります!!
You Should Be Dancing (in the style of Bee Gees...

あと、素晴らしいのが「Love you inside out」ですね。巧みな旋律と音の高低で繋いでいって、サビの直前でいったん調子を落として、それからがががーーーーっと盛り上がる構成が職人ワザって趣きでね。

Baby, I can't figure it out
Your kisses taste like honey
Sweet lies don't gimme no rise
Oh, oh what you're trying to do?

Livin' on your cheatin'
and the pain grows inside me
It's enough to leave me crying in the rain
Love you forever but you're
driving me insane
and I'm hanging on
Oh, oh, I know I'll win, I'll never give in

Our love has got the power
Too many lovers in one lifetime
ain't good for you
You treat me like a vision in the night
Someone there to stand behind you
When your world ain't working right

I ain't no vision, I am the man
who loves you inside and out
backwards and forwards with
my heart hanging out
I love no other way

こういう片思いの歌詞が胸に痛いのは、私が年を取ったからでしょうか。それとも、Maurice Gibb が亡くなって8年にもなるからでしょうか。


かなりまとまらなくなって来ましたので動画を出して、強引にまとめます(笑)
http://youtu.be/I_izvAbhExY

いや〜、BeeGeesのメンバーのお姿にしびれます。

★深良マユミのノンストップサスペンス、「ある日突然、魅入られて」が、6月21日までこちらでお読みいただけます!!!
http://mayumifukara.wook.jp/

大嶋武彦(これが主人公の名前です)に魅入られてください^^


【6月22日追記】「ある日突然、魅入られて」の販売を開始しました!!
こちらです。http://mayumifukara.wook.jp/detail.html?id=212336

旧作を順次発売予定です。何とぞよろしくお願いしますぴかぴか(新しい)
posted by 深良マユミ at 11:55| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月31日

ショスタコーヴィチ「交響曲第2番(10月革命に捧ぐ)第3番(メーデー)」

皆様、こんにちはぴかぴか(新しい)たまの更新にもかかわらず、毎日読者さんにご訪問いただいていることについては、本当にありがたく、嬉しい思いでいっぱいですグッド(上向き矢印)

というわけで、お題は何にしようか昨晩は迷っていましたが、朝になり「やっぱり深良には、このヒトでしょパンチ」というわけでドミトリー・ショスタコーヴィチでございます。ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 / ロストロポーヴィチ(ムスティスラフ) (指揮); ショス...

↑きゃあ、困った。私の持っている盤がAmazonで見つからなかったですよ!!!出てくるのは5番ばっかり。
1995年に買ったTELDEC のシリーズで、ロストロポーヴィチおじさん指揮でロンドン交響楽団演奏なんですけどね。写真を出すしかないです!
shostakono2.jpg

↑もしもこのCD をお持ちの方は、仲間ですね!
95年から96年にかけて、ショスタコーヴィチ交響曲をなんとか全部聴きたいと願っていたので買った記憶があります。5月1日に買ったらなかなか素敵な事件だったが、多分「第4番」に引き続いて秋に買ったはずです(苦笑)。

しかしながら、「第2番」は、1927年、20歳のショスタコーヴィチが、初めて正式に「交響曲作ってね」との依頼を受けて書いた記念碑的作品(国立出版所音楽曲の「宣伝部」からの依頼)。お仕事を受けると言うのは、信頼してもらったと言うことですから、どれほどショスタコーヴィチは胸をときめかせただろうな、などと想像します。

で、音楽はと言うと…ひと言で言うと山あり谷あり。冒頭部の低音は、深夜に人知れず逢瀬を重ねる恋人の足音か…それから徐々にミュートをかけたトランペットが、恋人たちを邪魔する親たちのごとくに、なにやら不穏に説教を始めたら、さてさて、物語の肝はここからだ!!!ってな雰囲気で、火花を散らす摩擦とののしり合いが始まる〜!っという、なんだか私には、非常に演劇的な楽曲に聞こえて仕方がないです。
この第2番は、私の所持している、ロストロポーヴィチ指揮、ロンドン交響楽団演奏のCD では、18分53秒で、交響曲としては短いのですが、それだけに、若いショスタコーヴィチの持って生まれた、旋律の展開のさせ方や楽器の音色の生かし方が、かなり生な感じで現れた気が私にはします。後半で、どーんと打楽器が入って、即合唱が始まる当たりなどは、もっと年取ってからの彼だったら、もう少し思わせぶりに何かの旋律をくっつけてからつなげるのではないかと、そんなことを思いました。

「第3番」は「第2番」よりも10分ほど長い28分54秒で、これはさらに絵画的というか、ショスタコーヴィチの冒険精神溢れていて、聴いていて面白いです。「場」の移り変わりによって聴く者に美麗なものを想起させるショスタコーヴィチの手際の良さは、習って習得出来る技術ではない、とつくづく実感させられる。

冒頭のクラリネットソロを、私は長年アラームの代わりにしておりました(笑)そこから速度を増して疾走して行く楽器群が聴く者の脳髄を、ぱんぱんぱん!と打ち鳴らすのがいいね!そしてしばらくして「アンダンテ」のところでティンパニが悲劇的な旋律のお膳立てをするあたりは、「交響曲第1番」でも使われる手法で、ショスタコーヴィチの各楽器のキャラクターの使い分けは、若い頃からその「核」ができていたと言えるかもしれません。

「アンダンテ」のあたりは優美な弦楽器の饗宴で、老舗ホテルでお茶を飲みながら聴きたい感じであります。しかしながら、眠くなった聴く者をすぐに叩き起こすように、またまたショスタコーヴィチは起爆剤を投げ入れる。速度が上がったな、と思った途端に楽器たちは疾走と旋回!続々と旋律と打楽器が、立ち上がる立ち上がる。老舗ホテルだとおもっていたら、株の立ち会い場になりました、というくらいににぎやかになっちゃう。

なんだか「2番は短すぎていろいろできないことがあったから、ここで実験しちゃえ!!」とショスタコーヴィチが思ったのかどうかは謎だが、「いろいろ旋律を詰め込みました!」と聞こえるのは私だけか??
こんな曲想を作った人が、あの第4番みたいな前衛的交響曲を作ったのは必然ですな。

しかし!!!冒頭のクラリネットソロの旋律と、最後の合唱のクライマックス部分が綺麗に同調しているという事実を知ると、やはりショスタコーヴィチの真髄は、構成とグランドデザインの緊密さにあるのだと思わせられます。
最後の最後に、最重要のテーマが、不自然さなく登場する…これを美しく提示するのは本当に難しい。気力と技術と両方いります。


つくづく思うのですが、ショスタコーヴィチの交響曲というのは、私に、「素晴らしい芸術作品の姿とは、こういうものだ!」と感じさせるのですね。すなわち「快い驚きと、ショッキングな驚きと、静かな安らぎとを交互に感じさせる作品」が、最も高度な素晴らしいものであると。

そして、そこに至るには、どういう工夫をすれば良いか、優れた叙述とはどうあるべきか、読者に夢中にさせるには、どういう手法を磨けば良いか、までを模索する気になるのです。

ショスタコーヴィチの音楽には、そこまでの思索をさせる力があるのですね。

★ショスタコーヴィチについて書きました過去記事も、よろしければどうぞ★
http://mayumifukaratamamo.seesaa.net/article/128246124.html ←「交響曲第8番」
http://mayumifukaratamamo.seesaa.net/article/129327033.html ←「弦楽四重奏曲第14番、15番」
http://mayumifukaratamamo.seesaa.net/article/144844350.html ←「交響曲第4番」


ひらめき深良マユミは来る6月12日(日曜日)に、「文学フリマ」に出店します!
http://bunfree.net/

会場は大田区産業プラザPiO 大展示ホール・小展示ホールです。時間は、11:00から17:00で、ブース番号は「M-05」ですハートたち(複数ハート)

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皆様ぜひ、深良マユミに会いにきてくださいませるんるん
posted by 深良マユミ at 13:56| Comment(2) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月12日

QUEEN 「A day at the races」

皆様こんにちは、深良マユミです。

3月11日に発生しました「東日本大震災」にあわれた全ての皆様にお見舞い申し上げます。

しかしながら、この震災は、原発事故によって放射性物質がまき散らされ、昨日もなお余震が起きるなどして、到底過去形で語れる状態ではありません。

そこでわたくしも、大げさに言えばいつ死ぬか判らないと覚悟しましてあせあせ(飛び散る汗)心残りであったこちらのブログを、更新するぞと決めました。

お題はQueenぴかぴか(新しい) 
A Day At The Races [+2 Remixed] [Import, From U...

私が所持しているのは、Queen 20 years記念エディションでアメリカの輸入盤です。1991年に買った記憶があります。ボーナストラック2曲付きです。

このアルバムで特筆すべきことは、これまでのプロデューサー、ロイ=トーマス・ベイカーが外れてQueen 単独のプロデュースになったこと。(註:「Jazz」から再び両者は一緒に仕事する)
そのためか、私は「A day at the races 」というアルバムは、メンバーたちの個人的な肖像画のようにも思えます。

例えば2曲目のFreddie の作曲の「You take my breath away」。私は直感的に「…女性の気持ちになって書いた曲なんだな」と思いました。もちろん、聴いた当時は、Freddie Mercuryがそういうヒト(男性でありながら、女性の気持ちで男性を恋する)であったとは夢にも思わなかったのですが……中学3年生でしたからね、自分。

それらの事実を知った今日に聴き直すと、「You changed my life」と唱わずにいられなかった彼の愛しさと、悲しみはどのようなものだったのかと…恋とはまさに「息の根を止められる」ほどの苦しみと悲しみと、そのくせ陶酔まで連れてくる、奇妙で哀れな状態。

自分の全てが、自分の宇宙が、愛する人の色に変わってしまう。自分が自分のものでなくなってしまう。それが恋。
その怖さと魅惑が、Freddie のヴォーカルに凝縮されている。

Freddie は誰を愛して、これほどの甘美で悲痛な旋律を吐露したのだろう、という好奇心も同時に起こります。

そして、この曲と対照的なのが「Tie your mother down」だったりしますね。この曲は、いかにQueen の面々が、Led Zeppelin などのようなバンドに影響を受けたかの良いサンプルだと思います。非常にビートとリズムと、ギターの音のバランスが良い。重厚かつ斬新で。


まあしかし、このアルバムの白眉は、世間的には「Let us cling together (手を取りあって)」なんでしょうねえ。わたくしも素直に名曲だと思います。

それに、なんだか歌詞が…日本人の今おかれた状況にえらくマッチしているような…

When I'm gone
Don't stop to wonder if I ever think of you
The same moon shines
The same wind blows
For both of us and time is but a paper moon
Be not gone

Though I'm gone
It's just as though I hold the flower as that touches you
A new life glows
The blossom knows
There's no one else could warm my heart as much as you
Be not gone


let us cling together as the years go by
Oh my love my love
In the quiet of the night let our candle always burn
Let us never lose the lessons we have learned


…キャンドル(ろうそく)はまさに、たくさんの日本の家庭が停電時に…ってそれは冗談ですが(おい)がく〜(落胆した顔)

今も書いている最中に何度か余震がありまして、ああ、こういう時にあわてずに傑作を書けるのが「文学の神様に選ばれし存在」なのだろうが、自分には絶望的に遠い境地だ、と感じた次第です。

Queen もFreddie も日本を愛してくれたということは、「A day at the races」を聴いて、「Let us cking together」の歌詞を読めば、痛いくらいに理解できる。

絶対にくじけないで生きようと思います。

ひらめき深良マユミは来る6月12日(日曜日)に、「文学フリマ」に出店します!
http://bunfree.net/

会場は大田区産業プラザPiO 大展示ホール・小展示ホールです。詳細は追ってお知らせしますハートたち(複数ハート)

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ラベル:Queen
posted by 深良マユミ at 14:09| Comment(4) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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