2011年04月12日

QUEEN 「A day at the races」

皆様こんにちは、深良マユミです。

3月11日に発生しました「東日本大震災」にあわれた全ての皆様にお見舞い申し上げます。

しかしながら、この震災は、原発事故によって放射性物質がまき散らされ、昨日もなお余震が起きるなどして、到底過去形で語れる状態ではありません。

そこでわたくしも、大げさに言えばいつ死ぬか判らないと覚悟しましてあせあせ(飛び散る汗)心残りであったこちらのブログを、更新するぞと決めました。

お題はQueenぴかぴか(新しい) 
A Day At The Races [+2 Remixed] [Import, From U...

私が所持しているのは、Queen 20 years記念エディションでアメリカの輸入盤です。1991年に買った記憶があります。ボーナストラック2曲付きです。

このアルバムで特筆すべきことは、これまでのプロデューサー、ロイ=トーマス・ベイカーが外れてQueen 単独のプロデュースになったこと。(註:「Jazz」から再び両者は一緒に仕事する)
そのためか、私は「A day at the races 」というアルバムは、メンバーたちの個人的な肖像画のようにも思えます。

例えば2曲目のFreddie の作曲の「You take my breath away」。私は直感的に「…女性の気持ちになって書いた曲なんだな」と思いました。もちろん、聴いた当時は、Freddie Mercuryがそういうヒト(男性でありながら、女性の気持ちで男性を恋する)であったとは夢にも思わなかったのですが……中学3年生でしたからね、自分。

それらの事実を知った今日に聴き直すと、「You changed my life」と唱わずにいられなかった彼の愛しさと、悲しみはどのようなものだったのかと…恋とはまさに「息の根を止められる」ほどの苦しみと悲しみと、そのくせ陶酔まで連れてくる、奇妙で哀れな状態。

自分の全てが、自分の宇宙が、愛する人の色に変わってしまう。自分が自分のものでなくなってしまう。それが恋。
その怖さと魅惑が、Freddie のヴォーカルに凝縮されている。

Freddie は誰を愛して、これほどの甘美で悲痛な旋律を吐露したのだろう、という好奇心も同時に起こります。

そして、この曲と対照的なのが「Tie your mother down」だったりしますね。この曲は、いかにQueen の面々が、Led Zeppelin などのようなバンドに影響を受けたかの良いサンプルだと思います。非常にビートとリズムと、ギターの音のバランスが良い。重厚かつ斬新で。


まあしかし、このアルバムの白眉は、世間的には「Let us cling together (手を取りあって)」なんでしょうねえ。わたくしも素直に名曲だと思います。

それに、なんだか歌詞が…日本人の今おかれた状況にえらくマッチしているような…

When I'm gone
Don't stop to wonder if I ever think of you
The same moon shines
The same wind blows
For both of us and time is but a paper moon
Be not gone

Though I'm gone
It's just as though I hold the flower as that touches you
A new life glows
The blossom knows
There's no one else could warm my heart as much as you
Be not gone


let us cling together as the years go by
Oh my love my love
In the quiet of the night let our candle always burn
Let us never lose the lessons we have learned


…キャンドル(ろうそく)はまさに、たくさんの日本の家庭が停電時に…ってそれは冗談ですが(おい)がく〜(落胆した顔)

今も書いている最中に何度か余震がありまして、ああ、こういう時にあわてずに傑作を書けるのが「文学の神様に選ばれし存在」なのだろうが、自分には絶望的に遠い境地だ、と感じた次第です。

Queen もFreddie も日本を愛してくれたということは、「A day at the races」を聴いて、「Let us cking together」の歌詞を読めば、痛いくらいに理解できる。

絶対にくじけないで生きようと思います。

ひらめき深良マユミは来る6月12日(日曜日)に、「文学フリマ」に出店します!
http://bunfree.net/

会場は大田区産業プラザPiO 大展示ホール・小展示ホールです。詳細は追ってお知らせしますハートたち(複数ハート)

tamalake2.jpg

tamajake1.jpg
 
ラベル:Queen
posted by 深良マユミ at 14:09| Comment(4) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。

何と私も土日
久々にクイーンの曲を聴いてました。
偶然かなあ(笑)

また最近
同世代のクイーンファンのブロガーさんを
見つけましたので
そのうち、ここの記事、紹介しますね。

この曲のメッセージ、好きです。
『私達は常にあなた方の傍に。共に行こう』
ほんとに素晴らしいです。

当時、英語覚えたての中坊にとっては
この歌詞は、けっこうドキドキしましたね。

「タイ・ユア・マザー・ダウン」なんて
直訳したら教師に怒られそうだし(笑

Led Zeppelinはある意味、時代を完成させた
頂点とすれば...

Queenとはいったい何だったのでしょうか?

Posted by ももぱぱ at 2011年04月13日 01:59
ももぱぱさん、いらっしゃいませヾ(*゚∀゚*)ノキいつもご訪問ありがとうございます。
ももぱぱさんもQueenをお聞きになったとは奇遇です。
「A night at the Opera」や「A say at the races」の頃のQueenの提示した「美」は、ヨーロッパ人々の実相とはかなり離れた、いわばファンタスティックな何かであったと思います。そしのファンタスティック度合いは日本人の空想する「ヨーロッパ」と実はかなり相似形だったのではないかと、私はそんなことを考えています。
そう思うと、彼らがあれほど日本で熱狂的に迎えられた説明がつくのではないかな、とね。
今や海外に行かなくとも世界で何が起こっているか判る現代は、便利でもある反面なんだか夢がないとも言えます。
バンドや俳優が自分でブログを書いて、実生活を「激白(苦笑)」してしまう現代、Queen のようなファンタスティックなバンドはもうでないでしょうね。
ところで、6月12日、ご都合があいましたら「大田区産業プラザ」までお越し下さると喜びます^^
Posted by 深良マユミ at 2011年04月16日 14:47
テンプレートのデザインに
ちょっとびっくりしました。
サッカーで言えば
予期せぬポジションにパスを入れられた感じです(笑)

こういう「意外性」には弱いな。
惚れ直しちゃいます〜(笑)

6月の件、承りました。
お誘いのところ大変申し訳ありません。
仕事が入ってますので、伺う事ができません。
残念です。。。m(_ _)m



Posted by ももぱぱ at 2011年06月06日 06:47
ももぱぱさん★
このテンプレート可愛いでしょ!!!今までのものは、あまりに無難だったので、冒険してみました^^
ももぱぱさんとのおつきあいも、思い出すと長いですよね〜。
ネットと言うものの力と不思議さを痛感します。
でも、できればいつかはお会いしたいですね。またブログに遊びに行きますね♪いつもコメント本当にありがとうございます^^ヒマワリのように感謝です。
Posted by 深良マユミ at 2011年06月08日 20:49
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。