2009年10月02日

ショスタコーヴィチ 「弦楽四重奏曲第14番、15番」

こんにちは、雨の激しく降る横浜から、深良マユミです雨
今回のCD は、再びショスタコーヴィチです。交響曲ではなく、「弦楽四重奏」です。彼は全部で15曲の「弦楽四重奏」を残しましたが、このなかには、「14番」と「15番」が収録されてます。

「14番」は1973年4月の完成で、「15番」は1974年の5月と、いずれも最晩年の作品です。「14番」は最初は明るいメロディーで、徐々に内省的になっていく雰囲気ですが。「15番」は、これは彼のファンならすぐに気がつくことですが、彼の代表作である「交響曲第8番」の第1楽章の、深刻で壮大な旋律が、何回か繰り返されているんです。

楽器の数が少ないために、より「つぶやき」のように、寂しい雰囲気が際だっているのです。そうなんです。「15番」は恐ろしく悲しく寂しい曲です。
「14番」は、そこに至るまでに、まだ多少のゆとりと諧謔があるのですが、15番は、本当に荒野をさまよう人…という印象の曲です。

でも、それが涙なしでは聴けないくらい美しい。

ショスタコファンなら聴きましょう。彼の最晩年の最高傑作ですパンチ

ところで、このCD 自体は、2000年に「ショスタコーヴィチ没後25周年記念」でリリースされたもので、確かに私も2000年に買いました。
shos.jpg

赤と黒のデザインで統一され、旧共産圏の国の、今まで眠っていた名録音を掘り出したことで、評価を受けていました。
また、ご家族の提供したショスタコーヴィチのプライヴェート写真がジャケットになったことでも、一部ファンを喜ばせてました。ショスタコが、ムラヴィンスキーちゃんと一緒にいるところとか、テニスをしているところとか…キャンドルの火から、タバコに火を移しているところとか(彼のヘビースモーカーぶりは有名)。

新宿のマルイの地下の「ヴァージン・メガストア」で見つけて、喜んで買って家に帰ったのを覚えています。

今やその店舗はありません…
http://www.shortcutweb.com/news/1072103846-news

月並みですが「諸行無常」という言葉を想起します。

2000年。そして今、2009年(も終わりに近い)。この間に、私の行動様式も、見違えるように変わりました。でも、ショスタコを愛している事は変わりなくて、それがとても安心だったりします。

変わるものと、変わらないもの、どちらも人間に不可欠なのでしょうねペン

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posted by 深良マユミ at 12:51| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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